第二章 メイド服考

 第一節 メイド服のパーツ分け
 
これから先でとりあげるメイド服は基本的にハウスメイドのものをメインとする。 

メイド服は大きく分けると以下のようなパーツで構成されている。

1、ヘッドピース・・・メイドが頭につけているあのひらひらしたものである。メイドの中でも、メイドさんの中でもフリルのついたカチューシャが一般的なようだ。他にも三角巾やスカーフをつけるケースや、キャップを被るケースもある。でもフリルのカチューシャが一番可愛いと俺は思う。

2、ドレス・・・早い話がエプロンの下の黒い服である。何故かワンピースが多い。ツー・パーツ・ドレスでも、上と下が極端に違うデザインと言う事もなく、また基本的に地味なうえエプロンを上に着るのでワンピースとほとんど区別がつかないと思われる。

3、エプロン・・・これがメイド服のメインといっても過言ではないと思うのは俺だけではないと思う。エプロンには前掛けだけのものや、胸当てまで付属するもの、割烹着のようなものなど色々ある。メジャーなのは胸当てつきのエプロンだろう。ちなみに俺には胸当てつきのエプロンとエプロンドレスの区別がつかない。フリルやレースを用いる必要はないが、特にフリルは用いた方がかわいい。客間女中などは見た目に可愛い服を着なくてhならないので装飾が多かったと思われる。

4、カフス・・・袖の部分の折り返し。デザインは、単純に折り返すだけのものから、別の布で作って豪華に飾ったものまでとあれこれある。

5、アンダーウェア・・・あまり普通と変らないが、特徴的なものだけ。ペチコートはスカートの下に来るもので、黒いメイド服の裾からのぞくあのフリルがそうである。スカートの形を整えるのと、裾からちらりとのぞく模様を作るのが目的である。ドロワーズはフリルの半ズボンのような下着で、かなりクラシックなもの。もとは男性用だった。

6、ストッキング・・・綿かウールが一般的。絹は好まれない。勤務中は黒と決まっていた時もあったらしい。ソックス、ストッキング、タイツがあるが膝丈以下がソックス、膝丈以上がストッキング、腰まであればタイツと呼ばれるようだ。

7、シューズ・・・パンプスやらなんやら。シンプルで動き回りやすいものを選ぶ。

ざっとこんな感じである。1〜4を抑えれてればメイドに見えるようだ。

 第二節 良いメイド服

「メイドさんに右フックをもらわないための正しいメイド服講座(笑)」を元に良いメイド服とはどんなものかを検証していく。

1、上半身・・・ラジオ体操ができるくらい動きやすいのが良いメイド服。あくまでも仕事用の服であることを忘れてはいけないようである。襟回りは最低でも鎖骨が見えない程度には閉められるものを選ぼう。鎖骨が覗くくらいにあるとかがんだ時胸元まで見えるのでメイドが気疲れを起こすだろうし、メイド服のイメージに合わない気がする。メイド服は後ろ合わせよりも前あわせの方が着やすく、また仕事中に開いてしまうのにも気がつきやすいのでそちらを推奨する。

2、スカート丈・・・膝のところからふくらはぎの2/3程度までの範囲に納めるのが良い様である。短すぎるのはメイド服のイメージに合わないし、長すぎると裾を踏んでしまうので危ない。またスカートを膨らませすぎないのもポイントである。階段で足元が見えなかったり、物に引っ掛けたりと弊害が多いからである。でも多少膨らんでたほうが可愛い気もするのでその辺はバランスを取ろう。

3、ペチコート対策・・・かがんだ時にペチコートを引きずることになる可能性が高いので、ペチコートをたくし上げられるような工夫が必要となる。折り返しようのストッパーストラップをつけるといいそうである。エプロンの腰紐を太めにして、後ろで大きな蝶結びにして、そこにペチコートの裾を突っ込んでおくと言うテクもあるそうだ。エプロンの腰紐は太めにしておこう。

4、スモック・・・埃などから服を保護する物。はじるすでコレを着ているシーンがあるので有名かと思われる。あるとハウスメイドさんには便利だそうである。厳密に言うとここに書くことではないが、気にせず行こう。

大体こんな物だが、客間女中だとハウスメイドほどに動き回る必要がないので上半身なんかはもっとデザイン重視でも大丈夫そうだ。とはいえハウスメイドでも要所にフリルやレースを入れれば十分可愛らしい物ができると思う。